この本を、一度目に読み終わった次の日、夢をみました。誰かに追い詰められ、刃物を、突きつけられている夢でした。
そのとき夢の中で、
死よりも恐ろしいのは、自らの魂が美しくなく、覚悟なしに、魂を見下されながら、死ぬこと。物理的な死は、重要ではない。魂が、美しくあれば、それだけで、いい。
そのために魂が美しくあるために、いつも、しなければいけないことを考えることが必要だ。万が一、刃を向けられた時、他人に非難された時、怯えずに、いられるように、そのための、訓練をする。そういうことを直観しました。
夢からさめると、インターホンが鳴りました。わたしはいつも、もし、郵便屋さんが郵便屋を装った殺人犯で、外に出た瞬間襲われたらどうしよう、というようなことを普段から考えていました。だれども、もうわたしは怖くない。堂々としていよう。わたしの生きる目的は殺されないで生きることではなく、美しい魂のまま死ぬことだから、何が起きようとも、美しい魂のまま日々を過ごせるように生きよう。わたしは、覚悟を決めて生きていこうと思いました。
この気持ちを継続する為に、読み返します。他の作品も、他の物事にも、身一つで、向き合ってゆきたいと考えました。ありがとうございました。
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