本の題は「高齢出産」です。
これを中心に話が展開すると思うじゃないですか?
ところが、出生前診断を言い出すところから、話がおかしくなる。それは、「高齢出産」とは関係ないんじゃないって。
挙げ句の果てには、「男女の生み分け」に話が飛ぶ。
どの辺が、「本当は怖い」+「高齢出産」なの?
おそらく、こんな感じで思考が進んだと思います。
①高齢出産が増える。
②その場合、先天異常のリスクが高くなる。
③そこで、出生前診断を行う人が増える。
ここで、暴走が始まります。
④出生前診断の問題点が、高齢者が行うもの以外も含めた一般的な話に広がります。
気がついたら、高齢出産は話のとっかかりに過ぎなかったと。
丁度、出版した時期が、新型検査が出始めたころなので、新型「検査」で関連しそうな論点を繋げてしまったのでしょうね。
編集者、仕事しろ(笑)。

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本当は怖い高齢出産 妊婦の4人に1人が35歳以上の時代 単行本(ソフトカバー) – 2013/12/17
週刊現代編集部
(編集)
子どもを産むのにベストな年齢は? 高齢出産はどこが大変? 出生前診断ってなに? 不妊治療のリスクって? 豊富な取材でどこよりも詳しく深く、妊娠・出産の現実を紹介。他では読めない体験談と著名人インタビュー満載で贈る、「不妊治療」「高齢出産」「出生前診断」関連書の決定版。東尾理子さん、ジャガー横田さん、野田聖子さん、太田光代さん、乙武洋匡さん、ダイアモンド☆ユカイさん、香山リカさん、山折哲雄さん ほか
異常が分かってもあなたは生みますか?
年齢とともに急増する流産・先天異常、新型出生前検査に殺到する妊婦たち――
すべての女性に知ってほしい
出遅れ不妊に注意/下がる妊娠率、上がる流産率/卵子の老化/母体に迫る危険/先天異常のリスク/体験者が語る不妊治療の厳しさ/本当は多い男性不妊/卵子提供の真実/新型出生前検査で分かること/命の選別という問題/「胎児は人間ではない」海外の考え方/妊娠前検査とは/生み分けの実態
※本書は「週刊現代」(2012年6月23日号他)に掲載した特集記事から抜粋・再構成したものです
異常が分かってもあなたは生みますか?
年齢とともに急増する流産・先天異常、新型出生前検査に殺到する妊婦たち――
すべての女性に知ってほしい
出遅れ不妊に注意/下がる妊娠率、上がる流産率/卵子の老化/母体に迫る危険/先天異常のリスク/体験者が語る不妊治療の厳しさ/本当は多い男性不妊/卵子提供の真実/新型出生前検査で分かること/命の選別という問題/「胎児は人間ではない」海外の考え方/妊娠前検査とは/生み分けの実態
※本書は「週刊現代」(2012年6月23日号他)に掲載した特集記事から抜粋・再構成したものです
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/12/17
- 寸法10.7 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104062188228
- ISBN-13978-4062188227
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/12/17)
- 発売日 : 2013/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4062188228
- ISBN-13 : 978-4062188227
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 797,614位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月29日に日本でレビュー済み
122-123頁に
「両親が共働きでも、なおぎりぎりの生活をしなければならない家庭もあります。その人たちに、『胎児がダウン症とわかっても生みなさい』と言えるでしょうか。公的な援助があっても、親の負担が多いことには変わりはありません。出生前診断の普及を、単に『命の選別につながる』という人は、当事者の立場で考えてみたら、果たしてそんな発言ができるでしょうか。もちろん、中絶せよとは言えません。ただ、自分の意志で中絶をした人たちを批難することは間違っていると思います」
という、文章が掲載されていますが、つまるところ、他人の家庭のことは他人が口出しすべきことではないのだということ。
それでも、私たちのどこか心の奥底に汚い感情や侮蔑的な意識を抱かせてしまう『命の選別』。
『どんな子でも私たちのもとに来てくれた子なら、受け入れます』という想いを抱けた夫婦は、出生前診断をした夫婦の約20%だとも、書いてあった。高齢出産になるから染色体異常がないか不安で検査を受けた内、実際に可能性として、お腹の子がダウン症として生まれてくるかも知れないと言われても『それでも、私たちは生みます』と、覚悟を決めたパーセンテージ。そして、やはり今回はお腹の子とはご縁がなかったということで、と、惜別された方々がもちろん、多くいらっしゃるわけで。
本ではダウン症や不妊治療に関しての記載がメイン。
また自分たちの実体験を詳細に(本当は伝えることだって抵抗が有ることだと思うような内容も含め)、寄稿してくださった方々の話しなど、興味深かった。例えイニシャルだとしても、文字として残ると重みも変わってくる。
陽性判定を受けた場合の覚悟をもって出生前診断を受けるのではなく、ちゃんと夫婦で向き合うために必要な知識や相談できる専門の方々の存在を理解することが必要なのだと思いました。誰だって自分のお腹の子が元気に生まれてきてくれるか、大きな病気や障害がないか不安になる。怖くなる。そんな子を妊娠してしまってごめんなさいと、言いたい想いに押しつぶされそうになる。でも、ちゃんと理解して周りに振り回されず、夫婦で話し合うことが重要なのだと思いました。
「両親が共働きでも、なおぎりぎりの生活をしなければならない家庭もあります。その人たちに、『胎児がダウン症とわかっても生みなさい』と言えるでしょうか。公的な援助があっても、親の負担が多いことには変わりはありません。出生前診断の普及を、単に『命の選別につながる』という人は、当事者の立場で考えてみたら、果たしてそんな発言ができるでしょうか。もちろん、中絶せよとは言えません。ただ、自分の意志で中絶をした人たちを批難することは間違っていると思います」
という、文章が掲載されていますが、つまるところ、他人の家庭のことは他人が口出しすべきことではないのだということ。
それでも、私たちのどこか心の奥底に汚い感情や侮蔑的な意識を抱かせてしまう『命の選別』。
『どんな子でも私たちのもとに来てくれた子なら、受け入れます』という想いを抱けた夫婦は、出生前診断をした夫婦の約20%だとも、書いてあった。高齢出産になるから染色体異常がないか不安で検査を受けた内、実際に可能性として、お腹の子がダウン症として生まれてくるかも知れないと言われても『それでも、私たちは生みます』と、覚悟を決めたパーセンテージ。そして、やはり今回はお腹の子とはご縁がなかったということで、と、惜別された方々がもちろん、多くいらっしゃるわけで。
本ではダウン症や不妊治療に関しての記載がメイン。
また自分たちの実体験を詳細に(本当は伝えることだって抵抗が有ることだと思うような内容も含め)、寄稿してくださった方々の話しなど、興味深かった。例えイニシャルだとしても、文字として残ると重みも変わってくる。
陽性判定を受けた場合の覚悟をもって出生前診断を受けるのではなく、ちゃんと夫婦で向き合うために必要な知識や相談できる専門の方々の存在を理解することが必要なのだと思いました。誰だって自分のお腹の子が元気に生まれてきてくれるか、大きな病気や障害がないか不安になる。怖くなる。そんな子を妊娠してしまってごめんなさいと、言いたい想いに押しつぶされそうになる。でも、ちゃんと理解して周りに振り回されず、夫婦で話し合うことが重要なのだと思いました。
2018年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高齢出産大丈夫、みたいな風潮ですが、やはりリスクも考えた方がいいように思います。知識としてしっておいて損はないと思います。
2014年5月19日に日本でレビュー済み
子供を持つという事を簡単に考えている人も中にはいると思いますが、出産という問題は難しい問題だと思います。確かに細胞レベルでは三十代以降は老化していくのは顕著であり、体力がいる出産問題は若い方が理想的であるのには間違いないと思います。(女性ばかりに問題があるばかりでなく男性にも子供が出来にくい体質の人もいるのも事実ですが)三人以上出産している人の初産年齢を調べると二十代前半で出産している人が多く、初産年齢が重要なのではないかと思います。しかし現代は女性の高学歴化、社会進出が関係してくるのでどうしても晩婚、高齢出産という系図が出来てくるのだと思います。しかしこれらをあまり強く言うと女性の人権問題に触れる話になるのであまり言えないわけです。育児しにくい環境が根強いもありますが、色々な問題の絡む難しい問題でもあると思います。